梅が熟す頃に続く雨だから梅雨というそうですが、今過ごしにくさとは裏腹にすてきなネーミングですよね。今年こそは作るぞ!と決心していた梅しごとをやっとしました。たった一人でやるのは初めてだったかもしれません。あと、天候がどうなるのか少し不安ではありますが、梅干しも作りたいと思っています。好みで言うと、実がぽちゃぽちゃで、しょっぱくて、顔がひょーっとなる田舎の梅干しが大好き。冷やし飴も作りたい。作りたいものでいっぱいです。
梅と私
そういえば、子供の頃、祖母と土用の丑の日に一緒に梅干しを干したことがありました。「落ちんように気ぃ付けて」と言われながら二階の窓からザルに並べて、仕上がった梅干しは梅酢に戻さないでそのままドイツに持ち帰って、随分と得意げに自慢したっけ・・・
ドイツでも味噌や梅干しも買えるには買えたのですが、極端に選択肢が乏しく、正直美味しいと思って購入するものではありませんでした。それもあって、小学校二年生の夏、1人で祖母の家に遊びに行った時に食べさせてもらったいろんなものが美味しくて衝撃を受けたのです。
今思うと、どれも祖母が手作りしていたものばかり。キュウリの味噌漬け、どくだみ茶、梅酢漬けの梅干し、ありとあらゆる漬けもの・・・などなど。日本の夏は暑くて仕方がなかったけど、私にとっては良い思い出ばかり。
しかし、梅雨というものを私は知らないまま大人になったのです。
忘れもしない来日一年目の6月中旬、ベッド下収納を開けると洋服が全部カビカビ!!!(笑)もう、びっくりしたのなんの、数日間は洗濯機の妖精さんでした。確かに湿度は高めだなぁと感じてはいたのですが、感覚がよくわからないし、特に気にせず洗濯物もお部屋で干して更に湿度アップ・・・www 多い時で除湿機が1日たらずで満タンになるくらいのお部屋だったので、そりゃぁカビますよ、お姉さん。お菓子も個別包装が良いってなるわ・・・。住んでみないとわからなかったことナンバー1かもしれません。
思い出話が長くなってしまいましたが、梅しごとの話に戻ります(笑)
省スペースでもできる梅シロップの作り方
スペースの問題もあって、ジップロックでできる方法に挑戦。参考にしたのは以下のサイト。
梅に関する幅広い知識を得られるサイト:
https://mekurie.jp/ume-shiroppu-tsukurikata/
ジップロックで作る方法が一番わかりやすかった:
https://cookpad.com/recipe/6094849
分量は、青梅1kgに、三温糖1kg。ビーフィーターは消毒用です。氷砂糖を使うことが多い梅シロップですが、ジップロックでやる時は粉状の方がやりやすいということで三温糖にしてみました。
梅を流水でよく洗って・・・3時間ほどアク抜きしたら
よく乾かして
爪楊枝で、ヘタを取り・・・
アルコール消毒した梅を三温糖と交互に詰めていく
仕込み終了!
冷凍庫に1日だけ入れて取り出すという裏技もやってみました。これは凍っていた(フルーツ全般に言えることですが)梅が常温に戻る時に水分が一緒に出る特性を活かしたテクニックで、確かにじわじわしだすのが早かったかも?!
10日もすれば、梅シロップとしては飲めるらしいので楽しみです♪
追記
5日経ってわかったこと:
シップロックはとっても優秀ですが、上の方の溶接部分はちょっと液垂れしやすいようです。(ちょっと垂れてた・・・)なので、ジップロックが倒れないようにボウルにいれたり、紙袋に入れるなどすると良いと思います。