30日ブログチャレンジも半分過ぎた〜^^
さて、昨日の続きです。
ドイツで日本人家庭の中で育つ子供はどんなものを食べていたのかという話。きっと、こういうことが知りたかったのでは?と仮説を立てて、書いてみたら思いの外長文になってしまいました(笑)前編はこちら。実は私の方が和食党なのかも?という話と、どれくらい充実していたか、という話。
後編はドイツだからこその綿谷家のご飯事情、と思わしいものの話へ・・・?!
ポテトグラタン
あれだけ和食への愛を語っておきながら大変恐縮ですが、母の料理で私が一番好きなのがポテトグラタンなんです(笑)じゃがいもを薄切りにしたものに、玉ねぎやベーコンなど、残り物やありものを入れて、生クリームソースとチーズをかけてかけて、塩胡椒するだけのシンプルなグラタン。自分でどうしても再現できない味のひとつ。
常に沢山の乳製品がある
バター、牛乳、プレーンヨーグルト、生クリーム、サワークリーム、ケフィア、ハードチーズ数種類… これくらいは日常的にあるレベル。
ヨーグルトの種類がもう少しあったり、ソフトチーズやクリームチーズがさらに買ってあることも。
パンは一斤ずつ
主食としてのパンなので、一斤単位で買います。白米が好き・玄米が好き・雑穀米・麦飯などなど、好みがあるのと同じように、好きなものが違うので我が家は交代で選んだりもしていました。私が好きなのは、塩が効いているどっしりとした食パンのような形のSchweizer Brotと穀物たっぷりのEssener Brot、そしてSauerteigbrot。
ドイツパンについてもっと知りたい方は、この本がおすすめです。
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ああ、パンだけは恋しい・・・。(こちらにも美味しいパン屋さんはありますが、バターにチーズにハムにセットで食べるのが恋しいってことかもしれません。)
好きなケーキが素朴(笑)
一番好きなのがZwetschgenkuchen(ツヴェチゲンクーヘン)という西洋スモモのケーキ。プラムの仲間なのですが、形が細長いトマト(アイコなど)のような形で大きさも同じくらい。そして、酸味がプラムよりも強いので焼くと一段と美味しい季節のフルーツ。これを半分に切って、天板に引いた甘いピザ生地のような発酵生地に並べて焼くだけ、というシンプルなもの。今でもこれが一番好き。その次がりんごのケーキ。こんな感じ↓(母ケーキはもっと凝ったものが多い)
好きなフルーツはアカスグリ
アカスグリ(赤いカシス)はマーケットに出始めると必ず買って食べる果物。先述のZwetschge(西洋スモモ)、ルバーブ、杏・・・この辺りはジャムも大好き。特に西洋スモモのじっくり煮込んで水気を飛ばしたタイプのものは大好物です。これだけすくって食べたいくらい好き。ジャムは何年も保存できてしまうので食べ比べも楽しいんですよ〜 それぞれの家庭のレシピもあり、友達同士で交換もよくします。
お腹が空いたらフライドポテト!
コンビニのようなものがないというのもありますが、ハンバーガーはちょっとなぁ〜という時にちょうどよかったのがフライドポテト。太めで2度揚げしてあるのが美味しいんですよ。日本だとベルギーポテトと呼ばれることが多いみたいです。トッピングは塩のみが好きですが、たまに”紅白”と頼むことも。ドイツではポテトのことをPommes(ポメス)と呼びます。
こちらでは、ポテトの路面店での頼み方を書いています。↓
http://erinawataya.com/2015/09/29/pommes-mit-ohne-alles/
ハーブティー
大人になるまで知らなかったのですが・・・ドイツはコーヒー党が多いと同時にハーブティー文化でもあります。オーストリアではありますが、Sonnentor(ゾネントア=太陽の扉)というブランドが日本でも近年とても人気なんだそうですね。ハーブソルトやマタニティーハーブティー?など。
ちなみに、風邪を引くと「カモミールティーを飲んで、ラスクを食べて、二週間(!)寝なさい」と言われます(笑)食事はおかゆでしたが、カモミールティーは風邪を引くと我が家でも出て来ました。
ハーブは香りも楽しめるのでその日の気分で変えるのも楽しいですよね^^
シャンピニオン
マッシュルームのことなんですが、シャンピニオンと言います。日本に来たばかりの頃はマッシュルームという言葉が出てこなくて、最近やっと慣れて来ました。
友達との約束は朝ごはん
カジュアルに、さくっと会うならばカフェで朝ごはんがおすすめです。Lass uns zum Frühstück treffen!はよく使いますよ〜
もちろん、夕食の約束もしますが、それはある程度親しくなってから。あるいは完全にデートのお誘いです(笑)なので、気になる相手から夕ご飯に誘われたら少し期待してもいいかも、しれません。おめかしすることを忘れずに!(逆に朝ごはんであまり決めすぎると浮いてしまうかもしれません。笑)
夏場は毎日ジェラートを食べに行く
ドイツ中の人が待ち望む夏。バカンスが待っているというだけでなく、とにかく気持ちいい季節なんです。中でも5〜7月、この時期は割と安定して暖かいことが多いです。朝露も気持ちよく、晴れの日が多く、日没は22時頃。毎日ハッピーな季節です。
この時期はアスパラもたくさん食べますが、なんといってもジェラートの季節でもあります。毎日は言い過ぎかもしれませんが、お気に入りのアイス屋さんに通ってしまうのは確実(笑)我が家もよく母と待ち合わせして行ったものです。この時期にもらうちょっとしたお小遣いは「アイスクリーム代」なんて言われたりも。
そうそう、ドイツといえば、スパゲティーアイス発祥の地なんですよ。バニラアイスを麺状に繰り出して、いちごソースをかけて、スパゲティーに見立てたデザート。
今年もそろそろアイスクリームの時期がやってきました。きっと毎日のように何かしら食べることになるんだと思います。ただ、あまり動かないのでアイス太りには要注意ですね(笑)水分補給も忘れずに!