5月1日、本来なら各地で様々なイベントが催されていたであろう、Maifeiertag。前夜から踊り明かすTanz in den Maiに始まり、労働者の権利をアピールする日でもあるので平和なデモに参加したり・・・ジャズもクラシックもロックもどこかで流れる、賑やかで輝かしい季節の幕開けを感じる楽しい日です。
5月に入ると気温もグッと高くなり、夏はもう目前。長い長い(そして寒い)冬を耐えてきた人々にとっては、待ち望んでいた季節なのです。ちょっとくらい肌寒くても、太陽さえ出ていれば「半袖にサングラスでサイクリング」なんて朝飯前。1日でも早く夏を感じたいのです。アイスクリーム屋さんが本格的にスタートするのもこの時期から。
アスパラ、ベリー類、それからルバーブも美味しいですし、気候的には最高に気持ちのよい季節ですので、未来のドイツ旅行は是非5月・6月を狙ってみてくださいね♪
そんな”5月”=”Mai”が頭に付くドイツ語が探してみると意外と沢山あります。それくらい、季節の変化を感じる証拠なのかもしれません。
そういえば、「Mai|regen(マイレーゲン)」は「5月の雨」。5月に降る雨のことで、どうやら農業用語らしいのですが(調べてみたのですが、ちゃんとしたソースがみつからなかったので、推測です。)(有名な歌もあります!)
日本語の「五月雨(さみだれ)」も同じように書きますね。「物事が(だらだらと)長く続くこと」、ビジネスシーンでは一回ではなく何回にも渡って連絡してしまうことを「五月雨式」なんて言いますよね。
同じ5月の雨でも気候が違えば意味も変わってくるのは、面白いなぁと言語好きとしてにやにやしてしまうのでした。
今日は5月をテーマにYoutube動画も作ってみました!お時間ある時にでも・・・♪コガネムシを動詞にする(意味不明ですよね。笑)とどういう意味になるのか、考えながら見て頂ければ幸いです。