「ビリーブ 〜未来への大逆転〜」

一生かかっても使いきれないくらいの勇気をもらった映画。

70年代、アメリカで初めて男女平等裁判に挑み、
歴史的勝利を果たした女性弁護士を描いた実話です。
その女性の名は、ルース・ベイダー・ギンズバーグ。通称RGB。
2018年現在で85歳、アメリカの最年長の最高裁判所判事。

大学でマーティンと結婚、長女を出産後に夫と共にハーバード・ロー・スクールに入学。
主席で卒業するも、女性・母親・ユダヤ系という理由で弁護士の職は得られず、
大学で法学(ジェンダーに関する法律の専門家)の教鞭を執ることになる。

それでも、弁護士の夢を諦めきれないルースに、
夫であり税法を専門とする弁護士のマーティンがある起訴の記録を見せる。
この、母親の介護費用の控除が認められなかった男性のケースを弁護することが、
男女平等を訴える出発点になるとルースたちは確信する。
(当時、独身の男性は介護費用の税控除の対象外だった)

法の下ではすべての人が平等であるとしているはずなのに、
男性が働き、女性が家庭に入ることが前提の枠組みとなっており、
女性も、男性も、法に捉われている。
それを変える一歩にしたい。
彼女を突き動かすのはそんな思いだった・・・。

胸を打たれる瞬間はいくつもあったのですが、

まずは、ギンズバーグ夫妻がお互いを信頼・必要とし、
非常に高い知識レベルにおいても最高のパートナーとして支え合い、
当時としてはおそらく珍しく、掃除・洗濯・炊事を一緒にやるという
「できる人ができることをする」を体現する夫婦であったこと。

次に、最後の裁判のシーンのルースのスピーチ。
その中でも印象的だったのが・・・

(判事たちに向かって)
「国を変えて欲しいと言っているのではありません。
国は裁判所の許可なしに変わっていきます。
その変わる国を守る法を作って欲しいのです。
あなた方にはそれができるのです。」

と訴え、判事たちの心を動かすシーン。

というのも、その前にベテラン女性弁護士ドロシー・ケニオンは
「Change minds first then change the law.
まずは人の心を変え、それから法を変えなさい」と
ルースの挑戦が時期尚早だと忠告していたんです。

そして、エンディングのKESHAの歌声に心を持っていかれました。
Here Comes The Changeという楽曲なのですが、
作品全体を通してクラシックなどが多く使われていたのに
最後の最後にがつんとくる曲を持ってくるあたりがにくい・・・!
KESHAの力強くて、歌詞がものすごくフィットしていて心地いいんです。

3月22日より公開。
ビリーブ 〜未来への大逆転〜
主演:
フェリシティ・ジョーンズ
アーミー・ハマー

バトル・オブ・ザ・セクシーズ」などが好きな方、いいかもしれません〜^^

アーミー・ハマーは「君の名前で僕を呼んで」で注目されましたね。

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