新しい言語を始める時、久々に勉強を再開する時、つい気分が高まって色々参考書や本が欲しくなったりしませんか？私の元にも「ドイツ語を勉強したいんだけど、何を買ったら良いかな？」という相談が時々寄せられるのですが、いつもこう答えます。
文法本は厳選した一冊だけ！
ドイツ語教本は英語と違って、それほど多くありません。ですので（今はちょっと難しいですが💦）可能であれば大型の書店に行ってじっくり見比べて選んでみてください。都内であれば、丸の内の丸善や新宿紀伊国屋がかなり充実している印象です。
ポイントは、自分が好きなレイアウトのものを選ぶこと。
初心者向けの教本に関しては、私が知る限り、どの本も基本をおさえているし、顕著な品質の差も特にないと思います。となってくると、最後までなるべく少ないストレスでやり遂げることが最大の目的なので、自分のフィーリングや直感を大切にしてください。フォント・文字の大きさ・イラストが多い・少ない・・・など、好みはそれぞれです。
動詞の活用形・格の説明が分かりやすいか
これは私の持論ですが、ドイツ語をマスターする上でもっとも重要なポイントは2つあると考えています。英語とも攻めるポイントが違います。
http://erinawataya.com/2015/06/08/difference-between-german-english/
ひとつは、動詞の活用形。例外は比較的少ない言語ですが、パターンはそれなりに数があり、それらの説明が（自分が理解できるように）しっかりされているかどうかはチェックポイントだと思います。
次に、格の説明。ドイツ語には4つの格があり、それぞれに役割があります。日本語の”てにをは”と似てはいるものの、感覚は違うので、その違いを丁寧に説明されているとポイントが高いです。
私の個人的な好みでいうと、在間先生のドイツ語のスタートラインが難易度のバランスもちょうどよく、文法の説明も分かりやすいところが気に入っています。
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ネット上にもハイクオリティーの教材が
中級者以上におすすめのウェブ。東京外語大と京大のページです。
[http://www.coelang.tufs.ac.jp/mt/de/gmod/]
[http://www.harada.law.kyoto-u.ac.jp/hdg/grammatik.html]
試験対策の単語帳を買うなら
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目新しいところはない本ですが、試験対策としてはこの本が一番手厚いです。レイアウトも見やすく、単語だけではなく、短文も沢山掲載されています。CDも付いていてネイティブの発音も確認できるのも聞き取りの練習になると思います。あと先述の教本と同じ先生が手掛けているので相性も良いかもしれません。
（今、アマゾンの中古だとものすごく高いんですね・・・。中古で500円程度で手に入れた記憶があるので、試験シーズンが終わったらもう少し手頃な価格で手に入るのではないかと・・・。あるいは2004年に出た、これの前身となる単語帳でも良いかも？！）
辞書は？
スマホがあれば、すぐに調べることができるので焦って購入することもないと思います。やっぱりないと不便！と思ってからで十分間に合います。携帯の辞書アプリもかなり使いやすいそうですし、また、紙の辞書も、中古でかなりの美品（大学の第二外国語として取ったものの、そんなに使わなかったのかなぁ〜なんて勝手に妄想しています。笑）が出回っていることがよくあるので、それを狙っても良いと思います。
そして、もし、辞書を購入する際は「見出し語数」をよく確認してくださいね。どうせ買うなら7万以上、欲を言えば10万以上は欲しいところ・・・。
それまでは、和独辞典というWebサービスがおすすめです。私もよくお世話になっています。これの良いところは、シンプルで分かりやすいところ。和独・独和どちらでも検索ができるところ。そして、掲載単語数の数がかなり多いところ！大概の単語は出てきます。
番外編「旅するドイツ語シリーズ」
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私自身も鹿の子モーリーの声として出演している「旅するドイツ語」の教科書。こちらは、読み物としても楽しんでいただけるようになっています。文法はステップ・バイ・ステップで分かりやすい説明なので、超初心者向き。コラムは、私自身も交流のある方々が何人も執筆されていて、読み応えがたっぷり。ガイドブックよりも詳しいかも？というくらい充実しているので、書店で見かけたらパラ見だけでもしてみてほしいです＾＾
おわりに
ドイツ語を学ぶ目的によって必要な教材は変わってくるので、まずはそこから自分の中で明確にして、楽しく学んでいきましょう〜♪
ドイツ語関連でリクエストなどございましたら、twitter(ellina0817）などでメンションして頂ければ考えてみます！
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