#30 電話口で名前を正しく確実に伝える方法【ドイツ語基本|表現】

30日ブログチャレンジもこれで最終日!長かったような、短かったような・・・(そして、今日も愛の不時着を観ながら書いております。笑)

今日のテーマは「フォネティックコード / Buchstabieralphabet」

ドイツ語に限った話ではないのですが、自分の名前を伝える時になかなか伝わらないことってありますよね。電話越しだと特に何回も聞き返された経験をお持ちの方もいらっしゃるのでは?

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フォネティックコードの使い方

そんな時に役に立つのがフォネティックコード。今日はそれのドイツ語版です。私の名前なら、電話越しでも対面でもこんな風に伝えます。

Mein Name ist Wataya. Ich buchstabiere: W wie Wilhelm, Anton, Theodor, Anton, Ypsilon, Anton. Wa-ta-ya. Haben Sie’s?

ドイツ人の名前でも使うのか?

すぐにスペルがわからない名前なら同じように使います。しかし、よく聞く名前(でありつつ、スペルが微妙に違うもの)もありますよね?その代表格が「シュミット」さん。結構いろんなバリエーションがあります。例えば・・・

Schmidt, Schmitt, Schmit, Schmitz, Schmid…

この場合、Schmidt mit D-T/Doppel-T/mit einem T/mit T-Z/mit Dなどと言い分けるのが一般的でしょう。

ファーストネームも?

ファーストネームは苗字と比べるとわかりやすいので、あまり使うことはないですが、絶妙に違う(一文字だけ違うなど)時に役に足ちます。それこそ、エリナという名前はドイツにはない名前です。しかし、イリーナという名前と非常によく似ているので、間違えられることも多いことを利用して、

Mein Name ist Erina. (Genau so )Wie Irina mit E am Anfang.

これで、完璧とは言えませんが、90%は伝わります!

似てる言葉を探す

日本語でも「木綿の綿に、谷で、綿谷です」という風に漢字の説明を普段からしてらっしゃるかと思います。それと同じ感覚で似ている言葉をみつけてアレンジしてみるのも良いかもしれませんね!

(余談ですが、よく絹谷さんと間違えられます(笑)お豆腐以外に繋がりがみつからないのですが、なんででしょうね、そうよくある苗字でもなさそうなのにw)

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この記事を書いた人

ドイツ生まれ・育ちのラジオパーソナリティー ・マルチリンガルMC ・通訳。27歳で日本に移住。現在TOKYO FM・JFN・NHK Eテレ(「旅するためのドイツ語」)にレギュラー出演中。

今までに勉強した言語は、日本語・ドイツ語・英語・ラテン語・フランス語・スペイン語・韓国語・中国語の8ヶ国語。

ペンギン・猫・映画 ・DIY・どら焼きが好き。

FM BIRD所属。

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