gemütlich・bequem・angenehm
どれも「心地よい」・「楽」・「気持ち良い」といった意味の言葉なのですが、どういう違いがあるのでしょうか?という質問を受けました。
どのような言葉とセットで使うのかが分かってくると、何となく感覚が掴めると思うのですが、身近に聞ける人がいないとなかなか難しいですよね。
そこで、私がいろんな言語で実践している裏技をご紹介!
Googleで画像検索をする!
ニュアンスを掴みたい時は画像検索!これに尽きます。早速具体例を出してみたいと思います。
gemütlich
こちらはリラックスできる、気を張らなくても良い、安らげる、くつろげるというニュアンスが強いので、雰囲気や空間を形容することが多いです。検索結果には寄り添いながら談笑しているカップルや、猫ちゃんがくたーっと寝てる写真、キャンドルライトの写真が多く、色もオレンジや暖かいものが多いですよね。心の心地良さ。
こちらをクリックするとGoogleの検索結果が表示されます。
angenehm
こちらは「爽快感」や「快感度」を表す言葉なので、天気を形容する時にもよく使います。気持ちの良いよく晴れた日、風が気持ち良い、熱いシャワーが気持ちいい、湖の水がひんやりとしていて気持ち良い、肌触りが良い、など。あとは、人との距離感がちょうど良いという意味合いで、関係性にも使います。色は青・白・緑。体の心地良さ。
こちらをクリックするとGoogleの検索結果が表示されます。
bequem
こちらは「楽ちん」「快適」という意味合いが強いので、例えば動きやすい楽な服、履いていて足が痛くならない靴、座っていてお尻が痛くならない椅子、くつろげるソファ、など。頭を使わなくても良いという意味でも使います。こちらは頭と体の楽さ。
画像検索すると靴の写真が圧倒的に多いのは、bequemとSchuheがセットで使われることが多いからだと思います。
おわりに
どんな言葉でも何かしらイメージが出てくるので一目瞭然。似た意味を持つ言葉でも驚くほど画面の色がガラリと変わることもあるので、画像検索、是非お試しくださいね。ドイツ語に限らず、何語でも使えます!
ちなみに、ドイツ語で書いた文章が正しいかどうかのチェックは、検索にかけて検索結果の数で判断するというのも有効な手段ですよ^^
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