【ドイツ語】知ってた方が得。イントネーションのルールを意識すると発音がきれいになる

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語学は努力次第でどうにでもなるが、発音に関してだけは育った環境やセンスが出やすいと思う。特にイントネーションは音楽をやっている人の方が得意な傾向にあるし、理解力とは全く別の次元で勘の良さが必要だったりする。

複合動詞(やたら長くて、意味も微妙にわかりそうでよくわからないことが多い動詞)のイントネーションが分からなくなる人が多いように思うのですが、「たくさんドイツ語を聞いて覚えてください」なんて誰にでも言えるから、いくつか知っておくと役に立つかもしれないポイントを書いておきます。例外はあるけど、ざっくりとした目安にはなります。これを意識するだけでぐっと発音がきれいになるはず。

⑴ 単体では意味を持たない前綴りは強調しない。「be-, er-, ver-, emp-, zer-, ge-, ent-」「例外:miss-」

例えば、bekommen, erinnern, versuchen, empfehlen, entnehmen, zerfallen, gefallen, misslingen, などなど。どれも2音節目にアクセントを置きます。もっというと、これらの動詞は前綴りを持つにも関わらず分離しません。Ich komme beなどとは言いません。

⑵単体でも意味を持つ前綴りは前置詞・副詞であることが多く、強調する。
「ab-,an-,auf-,aus-,bei-,fort-,her-,hin-,los-,mit-,nach-,vor-,weg-,zu-,zurück-」

例えば、abfahren, anrufen, ausgehen, beistehen, fortgehen, herkommen, hinziehen, losgehen, mitdenken, nachgeben, vortragen, wegwerfen, zumuten, zurückkehrenなどなど。(zurückはもともとrückにアクセントがくる単語)これらは分離動詞です。どうでもいいですが、私は勝手にサンドイッチ動詞と親しみを込めて呼んでいます。

はっきり言って、なんでも前綴りになりうるので、上記は前置詞ばかりを並べましたが、形容詞や名詞が前綴りになることもあります。例えば、tot(死んだ)→sich totlachen(死ぬほど笑う、転じてゲラゲラ笑う)があります。大事なことは、前綴り部分の元のアクセントを尊重するということ。つまり、

非分離動詞の前綴りは強調しない

とだけ覚えておけばとりあえずOKです(笑)これで長い動詞のイントネーションで迷うことは少なくなるはず?

⑶ -ierenで終わるラテン語に由来する動詞は「ieren」を強調する

これ系の動詞はいろいろイレギュラーで過去分詞も「ge-」が付きません。三人称単数と形が変わりません。でも、その分迷わないし、人称変化も規則正しいので扱いやすい子たちです。